マイプロテイン製品に異物が混入していたとSNSで話題になっているけど、どんな事件だったのか詳しく知りたいな〜。
2020年9月11日頃から、マイプロテインの一部の製品のなかに、異物(昆虫)が混入していたと話題になりました。
「マイプロテイン」といえば、ヨーロッパNo. 1のブランドとして、日本国内でも人気のプロテインです。これまでに「全世界の利用者数1,000万人達成を記念したセール」を開催するなど、世界的に注目されています。
世界的なブランドであるマイプロテインが異物混入が起こしたということで、さらに関心を集めていました。
この記事では、マイプロテインの異物混入事件の詳細と原因を紹介します。誤った認識をしないためにも、最後まで読んでください。
この記事を書いている僕はマイプロ愛用者なので、完全に中立の立場とはいえませんが、参考にしてください。
マイプロテインの異物混入事件の内容
- カーボクラッシャーに異物が混入
- 生きたままの昆虫が入っていた
- SNSで話題になっている
2020年9月に発生したマイプロテインの異物混入事件の内容をそれぞれ紹介します。
カーボクラッシャーに生きた昆虫が混入
マイプロテインが販売しているプロテインバー「カーボクラッシャー」に、異物(昆虫)が混入していると話題になりました。
入っていたのは生きたままの昆虫です。白い粉のような小さな虫から、目ですぐにわかるほどの昆虫など、食品から出てくるとは考えにくい異物です。
1匹だけでなく、小さな昆虫が大量にわいていました。「もしも気づかずに食べていたら・・・」と不安になりますね。
話題になっているツイート
【拡散希望】【グロ注意】
「マイプロテイン」のサイトで買ったプロテインバーから大量の虫が生きたまま出てきました。茶色の米粒くらいの虫と、その幼虫らしきもの、白いダニのようなものまで、、、本当にあり得ない。もし同じ商品を買ってる人がいたら、確認した方がいいと思います!
事件が広まったもとのツイートです。Twitterを中心にSNSで一斉に拡散されました。
複数枚の写真と、補足の解説もついています。パッケージを開封する映像も公開されているので、消費者の管理には問題がないことがわかります。
他のユーザーからも昆虫が混入していたとの声も上がっていました。同じ製造ラインで生産された商品は注意が必要です。
異物混入があった製造番号は下記の2つです。製造番号は、商品箱の裏面に記載されています。
- BBE 11/2020
- BN 094871
マイプロテイン社の異物混入事件後の対応
- 第三者機関による調査
- 対象商品の販売停止
- 公式で謝罪文を発表
異物混入事件が発覚したあとのマイプロテイン社の対応を紹介します。
第三者機関による調査
マイプロテイン社は、今回の異物混入に対する公平な調査のために、第三者機関による調査を行いました。
社内調査だと隠蔽や嘘の報告を疑われます。独立した第三者機関なら、公平な立場で調査が可能です。
対象商品の販売停止
マイプロテイン社は、異物混入の発覚後に該当商品であるプロテインバー「カーボクラッシャー」の販売を停止しました。
公式サイトはもちろん、楽天市場の公式ストアからも商品が削除されています。どこからも注文ができない状況です。
これ以上の被害拡大を防ぐためにも、適切な対応でしょう。
事件後にすぐ対応できているよ。
公式で謝罪文を発表
マイプロテイン社は事件後、謝罪文を公式発表しました。内容をまとめると下記のとおりです。
- 第三者機関による調査を行った
- 異物混入は製品の輸送中に発生した事故
- 人体への健康リスクをもたらすものではない
- 影響を受けると確認できた購入者への個別連絡
- 今後の品質管理体制の強化と再発防止に努める
今回の異物混入は輸送中に発生したとのこと。工場や製造工程には問題がないとの発表です。
第三者機関による調査なので、会社として最低限の取り組みは行っています。
マイプロテイン異物混入事件後の口コミ
マイプロテイン社が異物混入後に発表した謝罪文を受けて、消費者たちの口コミを集めたので紹介します。
異物混入事件後の口コミ
マイプロテイン様から届きました。
普通に食べてしまいましたが、私は平気です。勿体無い気がするけど、製品捨てたほうがいいのか…
マイプロテイン社の対応として、対象者への個別連絡とありましたが、実際に対応をしているようです。
Twitterの投稿により、製品の破棄と返金対応をしていることが判明しています。
マイプロ、虫騒ぎの渦中だが、どうしたものか…
消費者の口コミとしてもっとも多いのは、『手元のマイプロテイン製品をどうするか?』です。
マイプロテインは送料を無料化するためにまとめ買いをする人が多いので、手元の商品を処分するべきか、摂取するべきかを悩む人が目立ちます。
該当の「カーボクラッシャー」以外は問題にはなっていませんが、会社としての信頼度が下がっているので、他の製品を摂取することに抵抗を感じる人が多いですね。
マイプロテイン公式アンバサダー&チームメイトの反応
マイプロテイン公式アンバサダーである山澤礼明さんも、TwitterとInstagramでコメントを投稿しています。
公式にマイプロテインに携わっている身としての複雑な感情と、今回の件が十分に解決するまではセール等の告知は控えるとの発表をしています。
マイプロテインのチームメイトであるBilly Blueさんも、Twitterで心境を報告しています(該当のツイート削除済み)。
これまでマイプロテインを紹介してきた責任を感じて、チームメイトを辞退するようです。
今回の1件で、一般の消費者はもちろん、これまで関わってきたメンバーの信頼にも影響を及ぼしていることがわかりますね。
商社の視点での解説(三幸貿易公式)
多くの消費者から批判されているマイプロテインですが、三幸貿易公式さんの”商社ならではの目線”ツイートが話題になっています。
参考貿易公式さんのツイートを るふと(@luftg)さんが要約すると
・虫の混入自体は健康被害が無ければ責められない。
・欧州では殺卵機が一般的でなく使う必要もない。
・高温多湿の日本へ輸送したため問題が発生してしまった。
とのことです。
つまり、日本と海外の文化や環境の違いによって起きてしまった事故のようです。
マイプロテイン異物混入事件のまとめ
- 2020年9月に発覚しTwitterで拡散
- プロテインバーの中に生きた昆虫が混入
- 該当商品「カーボクラッシャー」は販売停止
- 公式の発表では人体被害はなく輸送中の事故
- 対象者には商品破棄の依頼と返金対応
- 消費者やチームメイトの信頼を失う
- 商社目線では文化や環境によって起きた事故
この記事では、マイプロテインバー「カーボクラッシャー」で起きた異物混入事故の詳細と、その後の対応について紹介しました。
プロテインバーの中に生きた昆虫が入っていたのは事実です。ただ、イギリスの製品を輸入している以上、起こる可能性はあるとのこと。
国によって製品の基準や製造工程、環境を想定した輸送などの違いがあります。
僕個人としては、異物混入については否定的です。しかし、これまでマイプロテインのコストパフォーマンスに支えられたという経験があるので、手のひらを返すような気持ちにはなれません。
今後はマイプロテイン社も改善すると発表しているので、僕はこれからも応援していきます!
今後はマイプロテイン社も改善すると発表しているので、僕はこれからも応援していきます!
2022年9月末 追記
この事件以降、マイプロテインでの異物混入は起こっていません。企業としてしっかり対策をしているので安心です。